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まいにちNetflix ドラマ「孤独のグルメ」【感想・レビュー】

まいにちNetflixは、管理人の@ぎゅうにくNetflixでおすすめの映画・アニメ・ドラマをまいにち紹介する企画です。

本日紹介する作品はドラマ「孤独のグルメ」です。

豪華な料理を出すわけでもない、主人公が何かのロマンスをするわけでもない、ただただ孤独に30過ぎのおじさんが好き勝手に飲食店で食べるだけのドラマ。

それの何が面白いの?そう思った人こそ、一度目にしてほしい作品です。

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キャストとあらすじ

原作  :久住昌之
主演俳優:井之頭 五郎(いのがしら ごろう) 松重豊(テレビドラマ版)

あらすじ

個人で輸入雑貨商を営んでいる井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様を描いたグルメ漫画である

感想

おじさんが楽しそうにご飯を食べている。この一言でこの記事を終えてもいいくらい、この作品は食べることに注力しています。

グルメ漫画といえば、お父さんが料理を作ったり、鉄鍋でバトルしたり、食べると服が破けたり、地球を調理するというトンデモ理論が出たり、卵が至高の料理とか言ってしまう割とクレイジーな設定を持ち出しがちです。

ですがこの「孤独のグルメ」ではグルメ、いや食の原点「食べることを楽しむ」ことしかしていません。

料理も奇抜なものはなく、居酒屋のハムカツだとかおでんだとか、トンカツだったりします。豪華な料理は少なく、その日の気分でふらっと入れる価格帯の店が多い印象です。

だったら食事の表現や描写に力をいれている?

いえ、そんなこともありません。だいたい吾郎が「おお」「これこれ」「いいじゃないか」「ん~、うまい」「うぉん」とか一人で勝手にはしゃいでるだけです。真面目に味を捉えようとしても全く伝わってきません。

でもそれが、たのしいんです。おじさんが楽しそうに、勢いよく飯をかきこむのを見るとなんだかほっこりしてくるんですよね。シンプルゆえのパワーとでも言うのでしょうか。

ドラマで紹介される店は実際に存在するもので、値段も良心的なものが多いです。それゆえ、ドラマ放送後は混雑することもあるとか。現実とリンクできるのも、ドラマならではですね。

「飯を食べる」ただそれだけでグルメドラマは成立することを見せつけられる作品でした。おすすめです。

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こんな人におすすめ

グルメ漫画の変化球に飽きてしまった方、一人飯が好きな方、ニコニコ動画の「パンツマン」が好きな方におすすめです。

食べるのって楽しい、美味しいものを食べるだけで幸せである。そんなメッセージを直球火の玉ストレートで投げ込んでくる一品。

下手にイケメンや美女を主役に添えるのではなく、年季の入ったおじさんをチョイスしたあたりが「一人飯」の楽しさや味わいを増しているように思います。

余計な脱線をせず、ただただ愚直に食と向き合う職人のようなドラマ「孤独のグルメ」、おすすめです。

孤独のグルメが流行っている理由

孤独のグルメは確かに面白いですが、season7まで出ているのは時代の流れが関係しているのではないかと考えます。

昨今、日本では(世界でもですが)非婚・晩婚化が進みパートナーを持たない独身の男女が増えています。

結婚が絶対の幸せの指標ではなくなり一人、いわゆる「ソロ」で生きていく人も増えてきました。PHP新書「超ソロ入門」【著:荒川和久】でも『平均3・4人の言っ家族分以上の外食費を30代の単身男性は消費する』と書かれています。

「ひとり焼き肉」や「おひとりさま」という用語が流行りだした現代「食事を一人で楽しむ人」が増えていて、その勢力がどんどんひろまっているのかもしれません。

孤独のグルメの大反響は、単身者が爆発的に増加している背景とも密接に関係しているのではないでしょうか。

「半沢直樹」や「7つの会議」が反響を巻き起こしているのも、現代の「サラリーマン像」に対して「?」を頭の片隅で抱いている人が多いからなのかもしれません。

そういった目で流行っているものを観察するのも、楽しいですね。

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