アニメ

まいにちNetflix アニメ「Re. ゼロから始める異世界生活」【感想・レビュー】

まいにちNetflixは、管理人の@ぎゅうにくNetflixで「面白い!」とうなった映画・アニメ・ドラマをまいにち紹介する企画です。

本日紹介する作品はアニメ「Re.ゼロから始める異世界生活」です。

死んだらコンテニューできる。という能力を得て異世界に転生した主人公が現実の高い壁にぶつかりながらも未来を変えるために奮闘する作品。

異世界転生ものの中ではぶっちぎりでおすすめできる1品です。お楽しみください。

スポンサードリンク




キャストとあらすじ

映画監督 長月達平
キャスト ナツキ・スバル        :声 小林裕介
     エミリア           :声 高橋李依
     ペテルギウス・ロマネコンティ :声 – 松岡禎丞

あらすじ

コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された引きこもり高校生の少年ナツキ・スバルは、早々と命の危機に見舞われる。その窮地を救ってくれたサテラと名乗るハーフエルフの銀髪少女に恩返しをするため、スバルは彼女の物探しに協力する。手がかりが掴めたと思った矢先、2人は暗闇の中で何者かに襲撃され命を落としてしまう。目を覚ましたスバルは、召喚された時点に戻っていた。スバルは自分がこの世界である能力を得たことを知る。その能力は、自身の死により時間を巻き戻して記憶を引き継げる、タイムリープ能力「死に戻り」だった

感想

夢も希望もない、厳しい現実を突きつけられる異世界ループ作品。

「こんな異世界転生はいやだ」を地でいく強烈に難易度の高い転生モノで、まだ高校生の主人公に「災厄」がこれでもかと降りかかります。

「異世界に転生できたら今の現実よりも楽しいだろうな」という期待を粉々に打ち砕いてきて、人生のような無常を体験できます。

リアルなRPGをプレイしているような作品で、少し進む毎に見えないセーブポイントが出現して戻る地点が修正されます。しかし、観ている方はどこがセーブポイントかわからないので「ここでスバルが死んだらどこまで戻されるんだ?」という緊張感が常につきまといます。

スバル、戦闘で死亡!スバル、寒さで死亡!スバル、毒で死亡!スバル、ボス戦で負けて死亡!

字にすると滑稽ですが、スバルの短い生を丁寧に描写するので一つ一つの死に重みがあります。痛みを感じる描写が強く、だめだったら死ねばいいじゃん。と軽く考えられないようにしているのも巧みです。

スバルが幸福の絶頂にいる瞬間はとくに警戒していて「これ、数秒後に魔法で全員吹き飛ばされて肉塊になったりするのか?」と疑心暗鬼状態になりました。

特筆すべきはスバルの精神力で、何度だめだったとしても鉄の意思で願いをかなえるために行動する様には恐ろしさを感じました。Aが駄目だったから死んでBやってみよう。それでもだめならC。

最適解を見つけるまで延々と死に続けているので、研究者とかに向いてるのでは?とも思いました。

あの能力の特性から精神を鍛えないと発狂してしまうからなんでしょうが、スバルの切り替えの速さには一種狂気を感じます。

「幼女戦記」のような半異世界モノではなく完全異世界モノで、国や種族、新しい常識や用語を覚える必要があり少し疲れました。

ですがこういった完全異世界モノが苦手なわたしでも土日の2日をフルで使って一気に見切ってしまうほど引き込まれる先品でした。おすすめです!

スポンサードリンク




こんな人におすすめ

異世界転生が好きな方、虚淵玄作品のような救いのないシナリオが好きな方、鬱展開で元気をなくさない方におすすめです。

転生モノというと「主人公が最強」「可愛い女の子が出てくる」といった緊張感のない設定を目にします。

しかしRe.ゼロから始める異世界生活(以下、リゼロ)は主人公が貧弱なので、数瞬後に主人公が死んで今までの努力が水の泡になるんじゃないかという恐怖と不安が常につきまといます。

ドラマチックないわゆる「勝ち確定」の場面でも気を抜くことが出来ず、幸せであればあるほど落差におびえるとんでもない作品です。

虚淵玄作品といえば「まどか☆マギカ」や「Fate Zero」が有名ですが、この2作品を凌駕するリゼロの救いがないシナリオに戦慄しました。

ハッピーエンドばかりの作品よりも適度なバッドエンドを好む方にとって、たまらない作品ではないでしょうか。

人生をリセットする

「あー、人生やり直せたらなー」

一生に一度くらいはこう思ったことが誰でもあると思いますが「本当にリセットしても今とあんまり変わらないよ」という現実を突きつけられるアニメでした。

とかく人は「やってこなかったこと」や「自分の可能性」をやけに大きく測りがちです。本気なら自分はここまでいっていた、本気なら自分は変われていた。

そういった後悔は意味がなく、今の自分こそが現実なわけです。わたしも色々と失敗し続けてきた人生ですが、リセットしたいと思ったことはありません。どうせ形を変えて同量の失敗に遭遇するのですから。

ですがそういった「どう転んでも今のような人生を歩む自分」を認めることで、じゃあここからどうやって生きていこうか?という前向きな疑問が内から発生するのではないでしょうか。

主人公のスバルも、何度か「もうやれるだけやったんだ。しゃーないやろ」と絶望しますが、どうにかできないか?という問いを自分にするのをやめることはありませんでした。

どうにかしたくないなら別にずっと寝てればいいんですが、人生は寝てるだけでうまくいくほど難易度が低くないですよね。

弱さを認めながらも前向きに、死に物狂いで一歩ずつでも明るい未来に進むスバルを観て「わたしも人生、頑張るか」と想えるのでした。

スポンサードリンク