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まいにちNetflix 映画「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないやつら」【感想・レビュー】

まいにちNetflixは、管理人の@ぎゅうにくNetflixでおすすめの映画・アニメ・ドラマをまいにち紹介する企画です。

本日紹介する作品は映画「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないやつら」です。

見た目はサイコな殺人鬼、だけど中身はただのお人好しのタッカーとデイルが殺人鬼に間違われ大学生サークルと何故か戦うことになるコメディ映画。

何もしていないのに、大学生の勘違いで2人以外がどんどん自殺していく笑いが止まらないホラーコメディで1番おすすめしたい作品です。

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キャストとあらすじ

映画監督 イーライ・クレイグ
主演俳優 デイル  :タイラー・ラビン
     タッカー :アラン・テュディック

あらすじ

気のいい中年男2人組・タッカーとデイルは幼なじみの親友同士。こつこつ貯めた金でようやく別荘(古びた山小屋)を手に入れた彼らは、休暇を過ごしにやって来る。ところが見た目が強面なため、近くにキャンプをしに来た大学生グループから、「殺人鬼」だと勘違いされてしまう。実は山荘の立地は、20年前にスプラッター映画のような惨殺事件が起きたいわくつきの場所だった。

感想

ショーン・オブ・ザ・デッドをしのぐ、おバカスップラッタコメディ作品です。

本作では主人公たちタッカーとデイルを殺人鬼だと勘違いした大学生が、文字通り勝手に自殺していく物語で予告にもあるように自分からウッドチョッパーに突っ込んでミンチになったりします。

「ファイナルデッドコースター」のようなもので、不自然に大学生が死を遂げるのは面白く、死因や状況は中々グロテスクなはずなのに笑いしかおきません。

しかも文字通り、タッカーとデイルは「何もしてない」んです。普通に2人で暮らして、体調が悪くなった女子大生を解法しているだけで、大学生へ自分からのアクションは起こしません。それなのに次から次へと大学生が”自殺”していきます。

タッカーとデイルも、見た目は30代のおっさんなのに精神はまるで高校生の仲良し二人組で、すぐ弱気になってビビってしまうタッカーをデイルは「お前ならできるって、大丈夫大丈夫」と軽いノリで励ましている微笑ましさが、何人も死んでいる残酷さを中和させます。

演出の仕方で、ここまで人の死って軽く出来るのかと、ある意味感銘を受けました。死が凄まじい軽さで、ちょっとガム買ってくる。レベルでポンポン大学生が命を落としていくのは完全にギャグ。そのまま生き返ってもおかしくないテンションです。

ほのぼのとした空気感×大量自殺という異色の組み合わせを実現させたスプラッターコメディ、個人的にはホラーコメディで堂々の1位にランクインする名作。おすすめです。

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こんな人におすすめ

ショーン・オブ・ザ・デッドが好きな人、ホラーコメディが好きな人、おバカ映画が好きな人におすすめです。

とにかくテンションが軽く、深刻な雰囲気になったとしても「まあ主人公が勝つだろう」という謎の安心感のもと観ることが出来る作品です。

要所要所にはさまれる大学生との戦闘シーンは戦いになってすらなく、緊張感がまったくないまま状況が悪くなっていくのはショーン・オブ・ザ・デッドと似てますね。

主人公たちがおバカキャラという設定で、反応が単純かつ的外れなのも笑いを誘います。

最終絶叫計画のような、ホラーをバカにした流れを大真面目にやっている作品です。

人の死で笑える作品ってすごい

この作品はおバカ映画ですが、人の死を極限まで軽く演出できてる点はすごいです。

だいたいギャグ漫画やギャグの映画だと、人の死を軽くするにしてもあまり死の描写を細かくしないだとか実は生きてましたパターンが多いように感じます。

ですが本作では、かなりグロテスクにキャラクターが死んでいて(木を砕く機械に挟まって上半身バラバラ)これは「ファイナルデッドコースター」か?「SAW」なのか?ってくらい悲惨な死を遂げます。

しかも死んでしまう対象は前途ある大学生で、彼ら自身も別に悪人ではありません。人を殺した暗い過去があるわけでもなく、タッカーたちを殺害しようという動機も仲間を助けるためです。

そんな殺される理由がほとんど存在しないような”善良”な学生が見るも無残な死を遂げるのに、腹を抱えて笑ってしまうのです。

大学生の未来とかどーでもいい。この空気感が楽しいでしょ。と言わんばかりの進行には脱帽でした。

事実、若者の死は笑いの起爆装置のようなもので初回は「グロいなあ」と思ったものの2回目以降は「そうやって死ぬんかい」と心の中でツッコミを入れてしまいました。

「人の死」は重くなりがちで、作品を簡単に味の深いものにする魔法みたいな素材です。困ったらとりあえず作中で人を殺しておけば、なんとなく作品として成り立つくらいには強いパワーを持っています。

そういった重い題材である死を軽く表現できるのは、観ている人の心をうまく笑いよりに注目させる制作陣の腕がなせる技だと考えています。

タッカーとデイル、強くおすすめできるホラーコメディです。

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